2016/08/03 13:17

 

インドの西ベンガルでは、昔々からの伝統技法によって、カンタショールが一つ一つ手作りされています。

突き刺さるような強い紫外線から身を守るため、また、昼と夜との寒暖差にも体を冷やさないため。

そして美しいインドのテキスタイルは、自然や動物、人々の暮らしから着想を得た個性的なデザインばかりです。

このカンタショールと呼ばれるショール(ストール)は、

古いサリーを再利用し、パッチワークのような一面と、また違うパターンの生地を二枚かさね、カラフルな綿糸でちくちくとステッチ。

そのステッチ糸をそのままフリンジにしてある、見た目にも楽しい表情ゆたかなショールです。

皆様に知ってもらいたくて、ご紹介します。

 

このアイテムは、絹(シルク)100% の生地で出来ています。

絹100%の生地は、吸湿性、放湿性に優れています。なので、汗をかいても、不思議なほど快適なのです。

それは、絹という繊維が生み出される環境のおかげです。絹は蚕を守る「繭」から作られる繊維です。

繭は中にいる蚕を外敵や自然から守るための働きをします。余分な湿度は吸収し、外へ逃がし、内部を一定の温度に保つのです。

夏には涼しく、紫外線を生地自体が吸収してくれます。
 

そしてまた、絹の繊維の間にはたくさんの気泡があり、その気泡のおかげで保温効果もあるので、冬には温かくご使用いただけます。

一年を通してお使いいただけるアイテムです。

 

 

絹100%は、とても肌に優しい素材です。お肌の弱い方にも、直接、素肌にお使いいただけます。

そして、シンプルなお洋服にさらりと巻くだけで、ぱっと華やかになります。

 

一つ一つ、丁寧に手作りされています。

 絹(シルク)100%は、人の髪の毛や素肌とほぼ同じ成分で出来ています。

お肌や髪の毛をいたわるように、優しくお手入れをしてあげてください。

そうすることで、長く、愛用していただけます。